こんにちは、トウシモン(兼業トレーダー)です。
FX=外国為替証拠金取引に興味がありますね。
始めてみたいですか?
それとも、もう始めていますか?
以前も少し話しをしたFX絡みの記事です。
幻想
これからFXを始める方は、レバレッジ(てこの原理)を効かせて〇千万、〇億円!と鼻息が荒くなって夢や希望を抱いているかもしれませんが、私はそんな甘い幻想に酔ったことは書きません。
FXに参入してきて、利益をコンスタントにあげられる割合は10%未満です。
それでも、100人の中の数人に自分はなれると思って参入する人が後を絶ちません。
それでも本当にFXを続けますか?
なんて失礼な奴だ!じゃあ、お前には用がない!と判断するのもありですよ。
このシステムを購入すれば、あなたもすぐに〇千万、〇億も夢ではありません!
といった、情報商材サイトへどうぞ直行してください。
FXで副収入?
と、突き放すような書き方をしてしまいましたが、私は一攫千金、宝くじの高額当選を狙うようなFXはしていません。
もし、少しでもいいからFXで副収入を得たいと思った方は、どうぞ読み進めてみてください。
ヒントが見つかるかもしれませんよ。
私はサラリーマンですので、日中にスマホを覗いている時間はありませんし、仕事中は、スマホを持ち歩くこともないため、チャートや経済指標をチェックしている余裕はありません。
無い無い尽くしですね。
それでも、FXの市場からお小遣いを時々引き出すことができています。額が小さい日の履歴しか残ってなかったのですが、とりあえず証拠は載せておきます。
それは、なぜでしょう。
なにか思い当たりますか?
トレードのスタイル
答えはシンプルで、自分の生活スタイルに見合ったトレード方法を見つけたからです。
トレード方法には、大きく分けて3つあります。
ご存じの方もいると思いますが、保有時間の長さ別でいうと、
スイングトレード>デイトレード>スキャルピングとなります。
簡単に書くと
スイングトレードは、月単位から場合によっては年単位。
デイトレードは、1日単位から数日単位。
スキャルピングは、分単位から数時間といったところでしょうか。
私がいま現在たどり着いた方法。
それは、スキャルピングといわれる手法で、超短時間売買による取引です。
FXへの参入
おそらく、本業の給料だけで満足している人は、FXに手を出したりしないと思います。
あわよくば、一攫千金を簡単に稼ごうという思いでFXに参入してくる人が大多数ですね。
しかし、FXをやり始めた人のほとんどが勝てない、と言われるのはなぜでしょう。
おそらく安易な気持ちで何も勉強しないまま2分の1(上がるか下がるか)の確率にだまされて、いきなり本番トレードをしてしまうからだと私は思っています。
なぜ、そう思うかというと、かつての私もそれに近いレベルだったから。
実は、私も失敗をしているのです。
私が、FXに初めて出会ったのは、もう10年以上前になります。
当時は、今ほど情報があふれていなかったため、どこからどう手をつけていいのかもわかりませんでした。
それでも、とにかく何でも吸収しようと、口座開設した会社が主催するセミナーがあれば、遠くても足を運んだりしたものです。
結構、豪華な弁当まで無料で出してもらった記憶がよみがえります(笑)
講師の先生が話すトレード用語が、初めて聞くものもあり、なんだか雲をつかむような気持ちでした。勉強不足だったんですね。
ただし、いまの知識で思い返してみると、テクニカル分析の手法についての説明がほとんどで、初心者がどうしたら勝てるのかといったことを具体的に話してはいなかったと記憶しています。
FXの勉強を
インターネットが普及して、各証券会社も立派なホームページを持ち、口座の開設もネットで完結するいまでは、そこら中にテクニカル分析の各種説明文が転がっています。
単純移動平均線にRSI、MACDにボリンジャーバンドなどたくさんありますね。
いまなら、ネットだけで、いやいや、手の中のスマホで得られる情報です。
まだ、聞いたことのない人は必ず確認しておきましょう。
聖杯とは
いくらネットが普及してきても、よく言うところの「聖杯」はもちろん見当たりません。
「聖杯」が、さもあるような表現手法で高額な商材を販売しているサイトはたくさんあります。
情報商材も不思議なもので、「安い」と感じるものよりもちょっと「高い」商材に人気が集まっているようにも感じます。
高い商材なのだから、「信用できる=稼げる」ハズだと心理的に思う初心者層と、お金はないけれどFXで勝ちたくて、可能ならば安い商材が欲しいと思う初心者層に二分されていて、どちらも上手に集客しているみたいです。
情報商材は、それ自体を購入したから「稼げる」わけではありません。
購入した、どなたかにはほどよくマッチするものもあるかもしれません。
ただし、記載されていることを本当に隅から隅まで読んで実践しているかというと以外とそうでもないようです。
商材を購入したという「達成感」が上回ってしまい、満足に学習しないまま自己流の取引を繰り返してしまうのです。
心当たりありませんか?
あなたは、ノウハウコレクターになっていませんか?
FXは副業?
FXを副業として考えている人もいるかもしれませんが、副業にはあたりません。
あくまでも「投資」扱いとなります。
ちなみに、いくら投資だからといっても本業中にトレードしていたら会社に訴えられますよ(笑)
あ、まさか、営業回りの途中でトレードしているなんて方はいませんよね?
絶対、ダメですよ~♪
サラリーマン(公務員含む)であったり、看護師やお医者さんだって、勤務中にトレードすることはできませんからね。
懲戒処分を受ける人が、年間のなかで必ずいるようです。
では、いつトレードを行うのかという話しになってきます。
商材のやり方が万人にあてはまらない(購入者の理解力や実践力の違い)のと同じで、すべて自由に時間を使える専業トレーダーと同じ手法を真似たところで、結果が付いてこないのは当然です。
サラリーマンなど常勤の社会人は、トレードする時間が限られるからです。
取り組む時間
みなさんは、いま自由に使える時間は1日に何時間ほどありますか?
その自由な時間の中で、FXにあてることができる時間はどれくらいですか?
テレビも見たい、趣味の時間も欲しい、子育てに時間がかかるなどと考えたら、そんなに自由になる時間ってないことに気づくと思います。
時間が無いなら、作ればいいと言いますが、睡眠時間を削るのにも限度があります。
睡眠時間を削って、朦朧とした意識の中でトレードするのは、もはやトレードとは呼べず、ただのギャンブルです。当然、お酒を飲みながらのトレードは論外です。
酔拳ができるのは、ジャッキーチェンだけですよ(笑)
ポジポジ病
FXって、週末は休場なので取り引きできませんが、平日は24時間取り引き可能というところが、メリットでもあり、デメリット。
すきま時間を見つけては、ついついトレードしたくなる人いませんか?
その時の相場の流れや指標などの検討もしないでエントリーしていたら、通称「ポジポジ病」にかかってます。
「ポジポジ病」=とにかくエントリーしておきたくなる精神状態のことです。
エントリーすれば、確率2分の1で勝てると考えてしまうのが初心者です。
それ、パチンコやスロットなどと同じでギャンブル依存症に片足突っ込んでますから注意してくださいね。
ポジション保有時の心理状態
FXの相場でポジションを保有すると、初心者の多くが利益が上がっているのか下がって損失が出ているのかを心のどこかで気にします。
そんな気持ちを持ったままでは、本業に影響が出たり、恋人や家族と過ごす時間に悪影響を及ぼします。
FXを始めるきっかけは、いまより少しでも経済的に楽になって、自由な時間を過ごしたいからではなかったですか?
スイングトレードやデイトレードは、ポジション保有期間がより長くなるので、初心者にはお勧めできないということになります。
まとめ
つまり、サラリーマンや公務員など、限られた時間の中でFXに取り組みたい人が学ぶべきトレード手法は、ずばり短時間で行えるスキャルピングとなるのです。
さらに付け加えるとするならば、最初から大きな稼ぎを求めてはいけないということです。
むやみにロット数をあげてしまうのではなく、勝つ確率を高くするためにはどうすれば良いのかを念頭に置いて取引をしてください。
・テクニカル分析の種類と特徴
・時間足(月・週・日・15分)での比較
・重要指標の発表時刻の確認
・利確ポイントと損切りポイントの確認
私は、少なくとも上記を確認しています。
そして、繰り返しになりますが、初心者にとって大事なことは、大きく狙う必要はないということです。
無理せず、勝ちパターンを模索しましょう。
それでは、本日はこの辺で。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。