こんにちは、トウシモンです。
米中の貿易戦争の行く末に気をもみながら、株式市場で戦っている株トレーダーがたくさんいそうですね。
FXと株式両方の市場に出入りしていないと分からないことかもしれませんが、株式市場の相場(チャート)感は、FXのそれとは少々訳が違います(個人的感想)
まぁ、ここでは株式市場よりもFXを主戦場としている、または、主戦場としていこうとする初心者のあなたを応援する場なので話を戻します。
以前、時間足の話しを書いたのですが、その後チャートを眺める時間は取れたでしょうか。いくつかの時間足を替えながら見てくださいといったことです。
勉強熱心なあなたなら、きっと素直に通貨ペアも変えながら見てくれましたよね。
もしも、まだ時間が取れなくてよく比較できなかったという方も、今日の記事を読んでからでもよいので実践してみてくださいね。
ラインを引いてみよう
チャートは、時間足を短くすればするほど、全体として上昇や下降をしていても小刻みに上昇したり下降したりを繰り返すものだという話しを書きました。
ある方向へのトレンドが発生していても、いくつかの上昇と下降を繰り返すのです。
ただし、あなたにも自分で気付いて欲しいことがあります。
為替相場の上昇と下降というのは、ある特定のゾーン(俗にいう天井・底)で止まる「反転する」ことがあります。
ローソク足のヒゲだったり、本体だったりすることはありますが、場合によっては何度もそのゾーンにたどり着くと反転するという現象を繰り返します。
短い時間足だと分かりづらいのですが、1時間、4時間、日足と広げてチャートを眺めてみましょう。
最初はピンとこないかもしれませんが、同じような高さの山(天井)や、谷(底)を見つけたら、まずはチャートに平行線を引いてみよう。
近いところから山と山を結ぶ高さに平行線を引いてみたら、チャートを過去方向にずらして自分で引いたラインをたどってみてください。
実体験を積もう
どうですか?
過去にも似たような高さで反転している場所を見つけられましたか?
うまく見つけられなかったら、別の時間足で試してみましょう。
おそらく、「あっ!これのこと?」っていう場所を見つけられると思います。
上手く見つけられたら、今度はその山が下落していって反転(上昇)する底も見えてくると思いますので、同じようにラインを引いてみましょう。
時間足を大きくすればするほど、長期の流れの中でも上昇と下降を繰り返していることを実感できるはずです。
応用すると
天井から底へ向けて、またはその逆の上昇中にもラインは応用できます。
斜線を引くんですね。
これも上昇時の小刻みな高値同士を結んだり、底値同士を結んだりします。
慣れないと妙なラインになってしまいますが、できるだけ斜線を平行に引けるようになっておくといいですね。
斜線を引けるようになると、チャートの見え方がどんどん変わっていきます。
最初は引きすぎてもいいので、どんどんチャレンジしましょう♪
まとめ
初心者さんは、楽して(可能ならエントリーポイントも誰かに教えてもらって)儲けたいと思いがちですが、それでは損失を出すと人のせいにしてしまって自身の成長は望めません。
是非、自分でトレードしてみたい通貨については自分自身でこの「平行線のライン引き」をやってみてください。
自分でポイントを見つけられたという体験は、初心者にこそ必要な体験なんですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。