こんにちは、トウシモンです。
前回は、相場のお話しですでにチャートを示しながら話を進めましたね。
順番が逆になってしまいましたが、チャートそのものを見慣れていない初心者の方もいるのではと思い、今回の記事を書いています。
前回の記事はコチラ。
チャートの表示(時間足)について
トレードで動きを見るときには、チャートを使います。
リアルでもデモでも(洒落じゃないw)口座を開設すれば、各会社が用意しているチャートを使えます。
また、手始めにMT4(MetaTrader 4/メタトレーダー4)を利用するのもありですよ。
こちらからダウンロードできます。
無料で登録すればDEMOチャートも使えるようになります。
チャートを表示する際には、「時間足」によって見えてくる形が異なることは前回の記事でお知らせしましたので覚えている人もいるでしょう。
「時間足」の表示する間隔は各証券会社のアプリなどによって若干異なることもあります。
私が使用しているGMOクリック証券のスマホアプリでは、
Tick、1分、3分、5分、10分、15分、20分、30分、
1時間、2時間、4時間、6時間、8時間、日、週、月足まであります。
すべての時間足をスマホの小さな画面に出すことはできないのですが、クリック証券のアプリ(FXネオ)では、標準で4つの表示をすることができるモードがあるので便利です。
スマホからのスクリーンショットです。
その他にもスライドするだけで異なるチャート群を簡単に切り替えできます。
10インチくらいのタブレットなら、かなり見やすくなります。
また、トレーダーの部屋にあるPCのディスプレイが複数ある画像を見たことがある人もいると思いますが、複数のチャートを同時に見ることができたり、経済ニュースのチェックに使ったりと必然的にディスプレイが増えているんですね。
でも、ディスプレイを増やしたら、勝率が上がるわけではないですから無理して買わなくても大丈夫ですよ(笑)
参考までに、私は31.5インチの4K対応と27インチのFullHDディスプレイ2枚です。
参考までに同じサイズであっても、4K対応のディスプレイを用意することをお薦めします。文章を書いたりする作業には表示が細かいですが、ことチャートを見る場合には、1枚のディスプレイでも複数のチャートが見易くなるので本当にお薦めです。
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サイズは27~31.5がお薦めです。また、背面にVESA規格を採用していれば、将来的にモニターアームで複数を並べることもできるので、チェックして購入しましょう。
なんなら、稼いだお金でディスプレイを購入するという目標を持つのもいいかもしれませんね。
そうそう、「目標」を明確にしておくことは、スポーツでもビジネスでも、もちろんFXでも大切なことですので、稼ぐことができたらどんなことに使いたいかを考えておきましょう。
金持ちになったら、あなたは何をしたいですか?
いくらくらい稼ぎたいですか?
夢は大きくても構いません。
メモなどに書き出して、トレードするときに見える場所に貼っておきましょう!
<閑話休題>
チャートでは、「ローソク足」で動きを表しますが、1分足ならば、1分で1本のローソク足を形成します。
その他の時間足も、表示された時間足につき1本のローソク足となります。
時間足が短ければ短いほど、動きが激しいように感じられますし、
逆に日足以上であれば、非常にゆったりとした上下動をしているように感じられると思います。
ただし、上下動で動いているpips数そのものは変わるわけではありません。
したがって、エントリーに必要な証拠金と余剰金の額によって強制的にロスカットされるポイントも決まりますので、余裕を持ってエントリーする必要があります。
月足・週足
年・月単位など長期での値動きを確認するときに用います。
非常に大きな上下動を見ることができるのですが、同じようなポイント(価格)で反発している場所を複数見つけたら、ラインを引いておくことをお勧めします。
大きな流れの中で、同じポイントで反発を繰り返す場所を知っておくことは大切です。
きっと後で役に立つと思います♪
日足・4時間足
一般的に「スイングトレード」と呼ばれる手法で使われる時間足です。
長い時間をかけて、上値に近づいたり、下値に届くところでポジションの決済を行います。保有期間も長くなりますので、スワップがマイナスになる通貨の組み合わせでは取り組みにくいでしょう。
ゆったりとした動きなので、トレーダーの中には初心者向けだとおっしゃる人がいるのですが、私の私見は異なります。
ロスカット(損切り)にならないようにするためには、かなりゆとりのある資産が必要になりますので、おそらく一般の初心者(資金100万円以下スタート)の方には向いていないのではないかと思います。
もちろん、スイングトレードを否定しているわけではありません。
それに、初心者は、できることなら「すぐに」資産を増やしたいと思っているんじゃないでしょうか。
1時間足
「デイトレード」を行う場合は、この辺りの時間足を上手く使うとよいでしょう。
それでも、焦ってポジションを持たないようにしなくてはいけませんよ。
デイトレードの場合は、ポジション保有が1日から数日程度といったところです。
それならば、スワップポイントのマイナスも耐えられそうですね。
15分足
私がメインで使用しているのがこの15分足です。
初心者の方には、なんで中途半端な時間足を使うんだろうと思われそうですが、この時間足が私には使いやすいのです。
トレーダーによって、主に使う時間足は異なるモノです。自分で使いやすい時間足を見つけるようにしましょう。
5分・1分足
一般に、「スキャルピング」手法を用いる場合に使う時間足です。
値動きが、ローソク足としてどんどん変化していくので、上下どちらに行くのか読みづらいかもしれません。
私は、スキャルピングがメインなので、15分足と併用して使用することもあります。
まとめ
トレードするときの方法・ロジックによってもどの時間足を使うのか、トレーダーにより様々です。
自分が、どんなタイミングでトレードを行うのが勝率が高いか確認(反省・点検)しながら、使う時間足を絞っていくのがよいでしょう。
そのためには、はやる気持ちを抑えて、デモトレードで練習するのもいいですよ。
何も分からないまま、リアルトレードに参加するのは、太平洋横断にイカダで漕ぎ出すようなものだと思ってください。
私の場合の流れは、週足→日足→4時間→1時間→30分→15分&5分足で、確認をします。
ただし、週→日足は、継続して同じ通貨をトレードしている場合、ラインを引いてしまっているので毎回全て見るわけではありません。
夜間(ニューヨーク時間)にトレードを行う場合は、東京時間とロンドン時間での変化を確認しておくのがポイントになります。
「チャートは嘘をつかない」と言う人もいるくらいですから、長期間の動きから予測できるように何度も何度もチャートの動きを見て勉強していきましょうね。
チャートの動きは、登山で稜線を歩くがごとく、上がったり下がったりしながら進んでいきます。下(直近)ばかり見ていると、先(未来)の危険に気付くのが遅くなって、滑落(ロスカット)なんてことになっては大変です。
毎日チャートを眺めていれば、ふとしたときに何かひらめくものが生まれるかもしれません。
諦めずに頑張りましょう。
本日はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました。